スペインの討伐に出かけるのでした

雄牛の角をつかむ男性の姿

ミラノから百五十キロほど東のマントバに本社をおく自己防衛と言う訳か、ミラノ在住の日本人の間では、重要な書類や大切な小包の発送·受取のために五十キロ程離れたスイスのキアッソという町まで行き、スイスの郵便局を使うという裏業もポピュラーである(スイスの郵便局なら局留めのサービスも信頼できるというもの)。
郵便でもう一つ不思議なのはイタリアのポストは何故か町中では11台ずつ並んでいるという事。
それぞれに市内と市外の投函口があるので、どちらがどうという区別もなさそうだが、だれに聞いてもその理由は判らなかった。
ポストには日本や英国のように収集時刻も書いてなく、最初は果たして本当に葉墡が到着するのかと不安であったが、どうやら着いているようなのでそれ程心配をする必要はないのかもしれない郵便の話題には事欠かないが、特に日本向けの航空便の料金など普段イタリア人には余り関係のない料金を問い合わせると、相手によって皆教えてくれる料金が異なるのも何だかイタリアらしい話である。
私の場合には、最低六百リラから最高千二百五十リラこれは書簡と同じ料金まで千差万別。
郵便局や切手を売っているBARでその都度言われる料金の切手を貼って投函したが、どこからも超過料金を取られたというクレームが来ないのでもしかすると日本の郵政省も正しい料金を知らないのではないかと思ってしまうくらいだ。
極めつけは、私がパソコンを購入し、インターネットに接続しようと思い、ミラノ市内のプロバイダーに加入申し込みをファクスで行った時のこと。
当然これに対する確認が電子メールかファクスで来ると思っていたら、確認書と接続用ソフトウェアのCD.ROMを郵送してきたのだが、同じミラノ市内なのに何と1ヶ月近くかかっていたのには驚いた。

イタリア王国の成立まで待たなければならない

高度情報化社会の代名詞のようなインターネットに参加するために結局イタリア郵便当局のお世話になる必要があるのは、何とも皮肉な話である昔程ではなくなったとは言え、今でも強力な組合イタリアも一昔前の英国などと並んでストライキでは有名で、私がイタリアへ来てから一度ゼネストがあっ最近の日本と比べればかなり頻繁にストライキがある。
組織があり、これは何故か金曜日に行われ、ストに参加する労働者の意識としてはどうやら三連休で儲け物といった感じたが、ストが行われたという話は聞いたこ取引先などを見ていても、中小企業が多いせいか、が強かったように思える。
ストを行うのは公共事業体や交通機関が多いようであるとがなく、ジャーナリストのストが時たまあり、いつ国営放送であるRAIのラジオ·ニュースを毎朝聞いているのだが、後は音楽でお茶を濁している。
もは二十分あるニュースが管理職と思しき男性の声で五分余りで終わってしまい、RAIもテレビではニュースをやっていこんな時に同じラジオでも、民放はちゃんとニュースを放送しているし、多分組合が違うのであろう。
るのは不思議で、ミラノ市内の地下鉄やトラムな何と言つてもストで困るのは交通機関のストで、これがまた一番多い。
しかし、これは通常ラッシュアワーをはずし、午前七時から午後三時までと言った具合に比較的影響のどもストをやるが、困ってしまうのは空港関係のスト。
航空会社の少ない時間を選んでやることが多いのでまだ良心的と言えようか。
手荷物係員、カウンターの受付職ストは最近競争が激化しているせいか少なくなったようだが、管制官、消防士、どこか一つの組合が三時間でも四時間でもストを打つと全く空港が機能しなく員など全て組合が異なっており、お客を迎えに行ってストがあったりなってしまうのにはお手上げである。
イタリアでは全くと言っていいほどお風呂

イタリアでもローマ建国

海外に日本のキャリアの回線があるわけではないので自分が巻き込まれた時もうんざりだが、到着予定の飛行機がどこに飛んで行き、最終的に何時ミラノに到着するのか多くの場合判らなくなってしすると、まうこんな時に空港の案内所で問い合わせても九分九厘確たる返事が返って来ることはあり得ないと思って間違いなこの間の精神的·肉体的な試練(大体、こういう情報をコントロールする職員がストの場合だってあるのだ。)イタリアにいると我慢強くなるのは間違いないようである。はなかなかのもので、ミラノ市内のタクシーが全てストのこ来客と外で食事をして夜遅くなり、タクシーを呼ぼうとしたら、ある時、後の祭り。
仕方なく十五分に朝のニュースでストを知らせていたのを、その時初めて思い出したが、ともあった。
一本しか走らない深夜の地下鉄を乗り継いで帰宅したことがある。ショペロと言う言葉を聞くと背筋がぞっとする今日この頃イタリア語でストライキのことをショペロというが、である本当か嘘か知らないが、イタリアでは放送局の設立が比較的自由とのことで、テレビもラジオもやたらに放送局が多い。
衛星と数多いが、日本もテレビの放送局はVHF,UHF,イタリアでも国営のRA-三局の他に民間大手が数局、それ以外に地元の中小局がそれこそ数限りなくある。

ヨーロッパでも日本語の衛星放送をTVで見ることが出来

イタリア料理と言えば忘れてならないのはこれは世界各国でも似たようなものである
衛星放送を除けば全てUHF放送で、電波の到達距離が限られている割には直線距離で六十キロ離れたスイスの山の中の放送も見ることが出来、バラエティーに富んでいる国営·大手の放送局の番組は世界中どこでも似たようなもので、ニュース·スポーツ·歌番組やショーなどが中心だが、中小局になると電波が弱いせいか、はっきりしない画面に、日がな一日通信販売の紹介をする局(なぜかレオタードの女性が登場する健康器機とペルシャ絨毯の宣伝がやたらに多い)、大昔の映画を外国語の部分も吹き替えなしで放送する局時々日本の古い戦争映画をやっていたりするなど様々で、中には毎週どらえもんを放送している局もあってこれはイタリア語の勉強に丁度良い。
先日は、土曜日の朝たまたま早く起きたら、日本の歴史シリーズのような漫画番組で義経と弁慶の物語をやっており、安宅の関や弁慶の立ち往生の話をやさしいイタリア語で解説していたのが面白かった。
ミラノで不思議なのは、FM局がびっしりと軒を接して放送していることだ。FM放送に使用している電波帯が広く、日本ではテレビ放送に使用している電波帯もラジオに使っている事もあって自分のラジオで試してみたらミラノ市内の自宅で四十局以上聴取可能だった。
クラシックやロックの専門局もあり、RA1はニュースやスポーツ番組が多いといった違いはあるものの殆どは大同小異で、これでどうして共存していけるのか全く不思議である。
日本の喫茶店と同じ様なものだと思っていれば間違いない

イタリアでは休暇は労働者の権利であると共に義務でもあって

但し、それぞれの局は国営放送も含めて電波は弱く、車で高速道路に入り十分も走らぬ内に聞こえなくなってしま人口数千人の小さな町でもFM放送局があって、地元のレストランやカーディーラーの宣う。
また田舎に行くと、伝をしている。日本では考えられないくらいローカルな話だが、この世界にもイタリアの中小企業の原理が浸透しているのであろうか電気プラグと言うのはもちろん電気製品を使う時に壁のコンセントに差し込むあのプラグのことだ。
欧州で使われているプラグの形が日本で使われる二本足プラグと違っていることは、欧州へ旅行に来たことのある人は誰でも知っていよう。
また、国によって電圧が異なるので、旅行用具の専門店や秋葉原の電機製品店に行けば、簡単な変圧器や訪問先の国別に使用できるプラグを売っている。
従って、日本の電気製品も変圧器を持参するか、マルチ電圧対応の製品を持って行けば海外でも問題なく使用出来る…筈だが、それが一筋縄で行かないのがイタリアだ。
電圧は二百二十ボルトで他の欧州大陸諸国と一緒なのプラグの種類もこれに応じて三種類、は良いとして、何故かコンセントの差し込み口の形は三種類あって、しかも同じ家の中でそれぞれの形のコンセントが混在しているのだから複雑怪奇。
同じ国でも地域が違えばコンセントの形が異なるのはよくある話だが、同じ家の中で違うというのは一体どういうことであろうか。
電気製品にはそれぞれのタイプのプラグが着い我が家の中でも三種類のコンセントがバラバラに存在しており、ている訳で、例えば電気掃除機を使おうとすると、そのまま差し込めるコンセントばかりとは限らず、部屋によってはアダプターを付けねばならないことになる。
三種類のプラグを三種類のコンセントに差し込む為には六種類のこれに日本のプラグ対応のアダプターも加わって、アダプターが必要になるが、うっかり電気製品を普段とは別のプラグとコンセントの組み合わせに頭をひねることになる。
場所で使おうなどと思うと、パズルさながら、お陰で、我が家では専用の引き出しを開けると常に数種類のコンセントがゴロゴロしているという事になってしまった!
体何が元でこんな風になっているのか知らないが、全くのミステリーとしか言いようがない。

いつまた分離してもおかしくないと我々外国人には思える

ローマ帝国崩壊後も国教として存続するキリスト教
イタリアで電気製品を使う時にもう一つ注意しなければならないのは、一世帯当たりの電力供給量アンペア数がかなり限られていることだ。
ミラノの夏は暑いのに、一般家庭に殆ど冷房が普及していないのは、電気代が高いだけではなく、この点が大きな原因の一つになっているようである(もちろん、アンペア数を増やす工事をすれば冷房を使えるが、この工事代がまた馬鹿にならない費用との話だ。
)日本人にとり必需品の電気釜や電子レンジは大量に電気を消費するから、他の電気製品特にヒーターを使う洗濯機や食器洗い機と一緒に使うとすぐにブレーカーが落ちてしまう。
アパートの五階にある我が家の場合、どういう訳か家の中にあるブレーカーではなく、必ず地下の配電室にあるブレーカーが落ちるので、家中が真っ暗になる度に、懐中電灯を点け、化け物でも出そうなかび臭い地下室へと階段を下りて行くのは、余り楽しい経験ではなかっフィレンツェの工事現場の壁面にも騙し絵の伝統が生きている日本でポスターというとどうしても選挙の時にべたべたと貼りまくるあのイメージが強くなっていけないが、イタリアでのポスターは日本と比べるとはるかに広告媒体としての役割が大きいようだ。
日本や香港が商店の軒先やビルの側壁にやたらと看板やネオンを取り付けるいわば看板文化なのに比べ、イタリアの町では塀に直接糊付けするポスターが目に付く。
ポスター文化とでも言えようか(この話を書いている内に、パリの町にもポスター専用の広告塔が多いのを思い出した)。
イタリアの町を歩いても、車で走っても、あるいは地下鉄に乗っても、これらのポスターが実に多彩で面白い。
小さな軽三輪トラックを道端に止めて、長い竿の先に取り付けたローラーで塀や立て看板にポスターを貼っている風景は、朝の通勤途し馴染み深いものである。
横四-五メートル程のスペースに同じ種類のポスターを何枚も立て続けに貼るのはちょっと日本では見たことがないが、ミラノではごく一般的で、目を引くことおびただしい。


海外に日本のキャリアの回線があるわけではないので 現物を目で確かめて買うのが一番なのであろう その東部に位置するエリトリア

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